忍び寄る膿
クロスバイクは順調に続け、
次の年の春頃、右の尻に違和感があった。
しこりの様な、尻肉特有の柔らかさではなく、摘めるぐらいの固さ。
摘んでいるから痛いような、痛くないような、よく分からず様子見をしていた。
しかし、仕事柄長時間の運転する機会が多く、長時間動いて、車に乗る際に尻にヒリヒリした痛みのような不思議な感覚に襲われる事があった。
プライベートで半日買い物をして歩きまわって、いざ帰る時に運転席に乗ると、ピリッと。
今思えば予兆だったのかも知れない。
そんな事がありつつも、
日課のクロスバイク乗ったり、仕事したり、たまーに痛みがあっても、職業病だろう!なんて誤魔化し誤魔化し、気のせい程度で過ごしていた。
悪夢の始まり始まり